神宮桃子 2024年2月20日 15時45分
環境危機に直面する中、アートでエコロジーを問う展覧会が東京都内の二つの展示施設で開かれている。いずれも自然と人間の二項対立ではなく、複雑に絡み合って循環している地球環境を、多角的な視点からとらえようとする試みだ。
森美術館では、国内外の30を超す作家の作品を集めた。
床に敷き詰められた北海道産ホタテ貝の上を、鑑賞者が歩き粉砕するニナ・カネルの作品。展覧会後に建材に使われるといい、その過程に鑑賞者も参加する。建材への再利用には矛盾もある。洗浄や焼成で、重油を原料とするエネルギーを消費するからだ。
アートは「農」をどう表現してきた? 気候変動や食料危機の時代に…
https://www.asahi.com/articles/ASR816QGXR7WUCVL023.html?iref=pc_extlink
「いつか復讐(ふくしゅう)の日がやってくる」。白い球体の下に立つと「真珠の亡霊」の声が聞こえる。モニラ・アルカディリの「恨み言」は、ペルシャ湾岸地域の歴史をたどる。天然真珠産業で富を築いていたが、養殖真珠に駆逐されて衰退し、後に石油資源が開発された。自然への人間の介入を、おどろおどろしい声で思い起こさせる。
展覧会名は「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」。同館の椿玲子キュレーターは(略)
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引用元: ・【ホタテ】地球に生きる「私たち」って? 貝殻の上を歩き、アートで考える環境 [少考さん★]
ゴミ踏ませて有難がるなんて王様の耳はロバの耳と同義
先ずはホタテの貝殻ビキニ着て写真集作るべき
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