「日経平均の最高値更新」は終わりではなく「新たな相場」の始まり、個人投資家は「3万8915円超え」の後にどうすればいいのか■「天井が見えない上昇相場」が到来する
この原動力の中心になったのは、アメリカからの大量の資金だ。FRB(連邦準備制度理事会)の利上げと量的引き締め圧力の中でも景気は堅調で、ソフトランディングに成功している。
また、米中対立の高まりから中国への道が遮断される中で、行き場を失った資金が入っていることも大きい。世界からアジアに流れる資金の中心は中国だったが、それが日本へと変わった。
この流れは、どう考えてもそう簡単に終わるとは思えない。日本株市場はデフレ脱却相場からインフレ相場に向かう道半ばだ。苦労してようやくインフレ退治が見えてきた世界のほかの市場から見れば、日本はまさに魅力いっぱいで、すぐには衰えようがない。つまり、日経平均の史上最高値更新は、「今回の相場の終わり」ではなく、「新しい相場の始まり」といえる。
しかもこの新しい相場は、「史上最高値」という目標値があったこれまでの相場と違い、目標値(天井)が見えない相場だ。
引用元: ・株価はブルーオーシャンの時代へ 目指せ日経平均50万 [421685208]
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