2024.02.16
日本テレビは15日、昨年10月期に放送した連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが1月29日に急死したことを受け、「社内特別調査チーム」の設置を発表した。訃報から半月が経てようやく始まる調査について、元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は「最終回終了後に起きたこと」がポイントだと指摘した。
調査チームがこれから何を検証しなければならないか。ポイントの1つ目は、やはり「ドラマ制作の中での原作者の立場」だろう。
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しかし、それだけではない。もう1つ、今回の調査で絶対に無視されてはならない点がある。それは「番組放送が終わった後」に起きたことの検証だ。
芦原さんが亡くなったのはドラマの制作中ではない。ドラマの最終回が放送された昨年12月24日から1か月以上過ぎてからだ。では、その間に何があったのか。それは脚本家と原作者のSNS上での論争だ。このドラマの脚本家・相沢友子氏はドラマ最終回当日の昨年12月24日、自分が最終2話の脚本を書けなかったことについてインスタグラムに次のように投稿した。
「最後は脚本も書きたいという原作者たっての希望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることになりました」
まるで、原作者が突然に「脚本を書きたい」と言い始めたかのような投稿内容だった。対して芦原さんは今年1月26日、最初から原作者が脚本を書く場合があると約束していたことなどをSNSで説明、ネット上で議論が過熱した。芦原さんが亡くなったのはその後だった。
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そしてここで、大きな疑問が浮かぶ。なぜ、日本テレビは芦原さんが反論するまで、相沢氏の投稿を放置したのか。
通常、テレビ局は番組制作の内幕を当事者が外部に明かすことを避けようとするし、議論が起きたら双方を説得して矛先を収めてもらう。相沢氏がドラマ出演者とのツーショット写真を添えて出した問題の投稿をドラマのプロデューサーが目にしていないとも思えない。それなのに、その投稿を放置していた。結果、芦原さんは約1か月後、反論せざるを得なくなってしまった。この間、番組制作サイドは一体何をしていたのか。
相沢氏は芦原さん死去後の今月8日、インスタグラムでこうコメントした。
「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」
これが事実であれば、日本テレビ側は相沢氏の投稿を見た後も、芦原さんがブログでしたような説明を相沢氏に対して行わず、SNS上の応酬を見物していたことになる。あるいは、相沢氏の投稿に賛同してあえてそのままにしていたのか。
本来なら相沢氏の投稿後すぐに、プロデューサーが相沢氏に経緯を説明して投稿を削除してもらったり、番組として事情を説明する発信をしたりして、事態を火消しすべきだった。
それなのに芦原さん自身にSNS上などで反論をさせ、原作者と脚本家という個人を無防備なまま過熱しやすい議論の真っただ中に放置した。それが危険であることはフジテレビ系『テラスハウス』の出演者が亡くなった事件で皆、分かっていたはず。日本テレビが今回犯した極めて深刻な失敗の1つはこの「放置」だったのではないか。
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引用元: ・なぜ日テレは脚本家の投稿を放置したのか…セクシー田中さん』原作者の死で求められる調査のポイント [muffin★]
原作者と脚本家の言い分が事実なら、間に入るプロデューサー(と出版社?)の行動に問題があるでしょ
今さら取り繕わないで、真実を話すべき
なんでSNSのオープンのばでの脚本家の愚痴を放置したのか
ただ自殺したのは経緯説明を削除させられたことについての方だと思うけど
裏切られたと感じたのでしょう
ジャニーズには厳しいくせに日テレには甘いんだな
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