【福島刑務所】受刑者の眼鏡「つるが1ミリ太い」と取り上げる「フレームの幅が著しく広く、他人に奇異の念を抱かせ、好奇心をあおる」

　福島刑務所が眼鏡のフレームが規定より1ミリ太いことを理由に受刑者に使用を許可しなかったことは「人権侵害にあたる」として、福島県弁護士会は、同刑務所に内規などを改めるよう勧告した。勧告は6日付。　県弁護士会によると、40代の男性受刑者が2021年11月、宮城刑務所から福島刑務所に移送された際、それまで使っていた眼鏡が使用不許可となり、取り上げられた。耳にかける「つる」の幅が1・1センチあり、「フレームの幅はおおむね1センチ以下」とする刑務所の内規に反していたことが理由だった。

眼鏡は大手眼鏡チェーン店で買ったもので、つるは黒く、レンズの縁はフレームがついていないものだった。しかし、刑務所は「フレームの幅が著しく広く、他人に奇異の念を抱かせ、好奇心をあおる」「（刑務所側から）目線の確認が困難となるなど動静把握に支障が生じ、目線が遮られることで災害につながる恐れがある」と判断したという。

受刑者の視力は0・1以下で、新しい眼鏡の特別購入を願い出て入手するまで2カ月余り、眼鏡なしの生活を強いられた。階段の上り下りや移動に不安を感じ、テレビの視聴や読書、筆記に大きな負担がかかったという。

県弁護士会の穂積学・人権擁護委員長は

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不許可自体はは方針なら仕方ないかもだが＞新しい眼鏡の特別購入を願い出て入手するまで2カ月余り、眼鏡なしの生活を強いられた。

は受刑者の人権を認める以上ダメだろ。