■台湾の親日は「ハンバーガー構造」
日本人は台湾を「親日の国だ」といいます。台湾社会に日本への親しい感情があることは確かです。しかし、それだけでは片づけられない複雑さを孕んだ関係でもあります。ここからは日本と台湾の関係性について解説していこうと思います。せっかくなので、私が新聞社の記者として台湾に滞在していた経験も含めて、台湾の人たちの日本への感覚を中心にお話ししていきましょうか。
台湾の親日はハンバーガー構造だと私はよく語っていました。10年前ぐらいまで。
日本の統治時代に生まれ、教育を受けた人々は、日本への皮膚感覚的な親近感を持っていました。言語、風習、価値観。日本色に染め上げられる幼年期を過ごしたのです。心のなかに「日本」がすっかり住み着いていて、それを否定するよりは、肯定したい──それが人間というものです。
~中略~
■安全保障や外交の利害が絡まない絶妙なポジション
日本のアカデミズムの一部には「台湾を親日と呼ぶ」ことに違和感を感じる人々もいます。私も、台湾と日本との間の複雑な歴史を知らずに、単純に「親日、親日」と有り難がるのはどうかと思います。
しかし、世論調査を見れば分かるように、台湾での日本の好感度は高いものがあります。その客観データをもとに「親日」であると論じることは事実に基づいているので、何ら問題はないでしょう。「日本に強い好感を持つ社会」などと言い換えてもいいですが、それも面倒です。大事なのは、外国人が他国の人々の思いを政治的な立場やイデオロギーに基づいて強引に論じないことです。
データをご紹介しましょう。台湾の大使館にあたる日本台湾交流協会が何年かに一度行っている台湾の対日世論調査があります。
2021年度の調査によれば、「あなたの最も好きな国はどこですか」という質問に対して、60%の人が「日本」と答えています。第2位は意外ですが「中国」で5%、第3位は「アメリカ」で4%。基本的に日本がぶっちぎりで好かれていることは間違いありません。
※続きは以下ソースをご確認下さい
2/15(木) 12:02
プレジデントオンライン
引用元: ・【日台関係】「好きな国はどこですか」で、日本60%、中国5%、アメリカ4%…台湾が「世界一の親日」でいてくれる本当の理由 [尺アジ★]
エエなあ
所詮は金の切れ目が縁の切れ目と思って慎重に付き合わなければ
特に親日だからと思って相手に甘えて無礼を働いてはいけないよ
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