NHKの稲葉延雄会長は14日の定例記者会見で、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.=スマイルアップ)のジャニー喜多川氏による性加害問題への対応について「率直に言って、われわれの期待している動きに比べると少し遅いという感じがする」と苦言を呈した。その上で、所属タレントの新規出演契約について、見送る方針を維持することを表明した。一方、再発防止の取り組みが十分にできているかが明らかになれば「新年度になってタレントと契約するかどうかが議論になっていくと思う」と述べた。
スマイル社によると、1月末時点で補償受付窓口に被害を申告したのは計948人で、このうち242人に補償内容を通知。補償内容に合意したのは計190人、支払者数は計170人で、具体的な金額は公表していない。
引用元: ・NHK会長様、旧ジャニ性加害問題対応「動きが遅い」と苦言 [156193805]
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