「セクハラや性暴力の被害を受けたことがあるか」という質問に対しては「ある」と回答した人は5割を超えるなど、特に被害が多かった。
調査は2023年11月7日から2024年1月19日まで、芸能や報道、メディア分野の仕事に関わる人を対象に実施して、分析可能な回答は275人から得られた。
まず、「出演・取引の禁止(いわゆる「干す」)などの「圧力」をかけられたことがある」かどうかを質問したところ、「ある」と回答した人は123人(48.2%)だった。
そうした行為を「目撃したことがある」人も、119名(46.7%)となった。
実態として、次のような自由回答が寄せられた。
・性交渉を全力で断った時に、事務所に所属したいなら応じろ。出来ないなら芸能界にいられないようにしてやると言われた。(50代女性・出演者)
荻上さんによると、「セクハラや性暴力の被害を受けたことがある」という質問に対して、特に多くの回答が寄せられたという。
「ある」と回答した人は131人(51.4%)で5割を超えていた。目撃した人は116人(45.5%)、事例を聞いたことがある人にいたっては、197人(77.3%)にのぼった。
寄せられた回答の中には、身体を触る、性的な言葉をかける、キスをされるといった事例が多く、中にはより深刻な被害も散見された。
・今から10年くらい前、仕事をもらってる人から「性的関係を結ばなければ仕事はやらない」と言われ、無理やりホテルに連れ込まれた。それからも事あるごとに身体を触られ、触らされ、性的なことをされ、させられ、卑猥な言葉を浴びせられ、毎日が地獄だった。それでも仕事は好きで、でもその人がいると気持ち悪くて、仕事に支障が出るほど心が病んでしまい、この春仕事を廃業した。(40代女性)
・監督が女優をホテルに誘う。監督が女優に、バーのトイレでフェラしろと言い、やらないと罵倒され頭を何度も叩かれる。これはいずれも「●●※個人名」の話。実際の被害者から聞いた。(50代男性)
・2010年代後半から現在にかけ、いわゆる地下アイドルをめぐり、プロデューサーやイベンター・社長と寝る行為が横行していることを、元メンバーといった当事者の証言として幾度となく断続的に聞いた。(30代男性・メディア関係者)
「 芸能・報道分野で活動・仕事 をする上で、不当な慣習だと思っていることや、今後改善されてほしいこと」については、次のような声が寄せられた。
・タレントは意見を言うこと自体よろしくないという風潮。セクハラパワハラがあたりまえだった昭和的価値観。人間をモノとして取り扱う芸能分野での人権感覚の異常さ。声を上げる側が特殊だという現状。「枕営業」という言葉がいまだに使われゴシップ扱いされる現実。などなど、まだたくさんあると思います。すべて改善されてほしいです。(30代女性・出演者)
引用元: ・【芸能界の性暴力と圧力】実態調査で浮き彫りに・・・女性 「性交渉を全力で断った時に、事務所に所属したいなら応じろ、出来ないなら芸能界にいられないようにしてやると言われた」
嫌ならやめろよカスが
松本と遊んだとかじゃなくて
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