去る2月1日、パチンコホールの全国組織である全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が、各都道府県遊協(連)の理事長宛に、とある文書を発出した。「独占禁止法の違反行為に当たる可能性がある」と指摘
それは、「『P シン・エヴァンゲリオンX』の販売方法に関する実態調査結果の送付について」といったもの。文字通り、本機の販売方法に関するホール調査結果の報告書である。
これを受け、ベテランライターのヒロシ・ヤング氏は主宰YouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る」で動画を緊急公開。一連の騒動について詳しく解説すると共に、怒りをぶちまけている。
この動画によると、本機の販売会社であるフィールズは、本機の購入を望むのであれば
・『P 百花繚乱 FW-JF』(ディ・ライト)
・『P ぱちんこ GANTZ 覚醒 MJ4』(オッケー.)
・『P ゴジラ対エヴァンゲリオン G細胞覚醒 YR』(ビスティ)
・『L EVANGELION・未来への創造 jF』(ジェイビー)
・『L パチスロひぐらしのなく頃に業 SS』(ディ・ライト)
などを購入すれば「希望台数を購入できる」とホールに説明した模様。
これに従ったホールも少なくないようだが、直前には『L リングにかけろ 1FS』(エフ)、『e シン・エヴァンゲリオン Z』(ジェイビー)、『P 弾球黙示録カイジ沼 5V1U』(高尾)を購入することが条件との「追加提示」をしてきたという。
全日遊連は、この販売方法について「メーカー団体及び販社団体が作成・配布している『独占禁止法コンプライアンスマニュアル』の中で、抱き合わせ販売又は優越的地位の乱用として独占禁止法の違反行為に当たる可能性がある」と指摘。メーカー団体である日本遊技工業組合(日工組)にも同様の文書を送付し、加盟メーカーに「然るべき指導」を要請したそうだ。
引用元: ・全国パチンコホール組合、フィールズのクソ台の不買運動を要請 [422186189]
「100%フィールズが悪い」「業界の衰退を促進させている」「買いたくもない台を買わされる」。ヤング氏によると、パチンコ業界におけるヒエラルキーのトップはメーカーで、その次がホール、末端がユーザー。無論、現在はメーカーでさえ廃業する厳しい時代だが、基本的にはメーカーばかりが潤う構図であり、当然、そのしわ寄せを受けるのはユーザーとなる。
それ故、ヤング氏は「そりゃ(パチンコは)回らないよ!」と憤慨。今回の件に関しても「100%フィールズが悪い」「業界の衰退を促進させている」とし、今回の文書は「(全日遊連は)かなり口調が強い」ことから、「いろいろと是正されるんじゃないか」と期待した。
一方、たまたま収録現場にいた人気ライター・伊東真一氏は、この件について「打ちに行かないっていう選択肢を持てるのもユーザー」とし、「嫌なら打ちに行かなければいいんじゃないですか」とコメント。これにはヤング氏も「めっちゃいいこと言いました」と納得の様子で、「(千円で)12回だったらヤメろ。(金銭的に)ホントにキツい人はヤメてください」と続けた。
超ビッグタイトルが出るたび、浮き彫りになる当問題。今後は、どのような展開を迎えるのであろうか。
(おわり)
信者いるみたいだけど
キツすぎ
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