鹿児島市で、鹿児島大学の男子学生が飲酒運転の車にひかれて死亡した事件からきょう9日で3年です。
遺族は「事件の真実を知りたい」と、飲酒運転の男を相手に民事裁判を起こしています。(大喜さんの父親)「長いような早かったような何とも言えない3年間だった」
亡くなった宮崎大喜さんの父親です。
3年経った今も息子が亡くなった現実を受け入れられずにいます。
(大喜さんの父親)「楽しかった思い出とか思い出して、思い出すと事故のことがついてくる、悲しくなって気持ちが沈んで苦しくなる」
福岡出身で鹿児島大学・共同獣医学部の1年生だった宮崎大喜さんは、3年前の2月9日早朝、下宿前の交差点を自転車で渡っていたところ、
信号を無視して時速93キロで走ってきた車にはねられました。
車を運転していた当時25歳の建設作業員の男は8時間にわたり酒を飲んでいて、事故のあと大喜さんを救護しませんでした。
男は刑事裁判で、危険運転致死と酒気帯び運転、ひき逃げの罪で、あわせて懲役9年10か月の実刑判決を受け、現在服役中です。
両親は被害者参加制度を利用してすべての裁判に出席しましたが、「男は不合理な説明を繰り返し納得できなかった」と話します。
そして去年9月、「息子を失い精神的苦痛を受けた」として、民事裁判で男に慰謝料などを求めて福岡地裁に提訴。
再び話を聞きたいと、男の証人尋問を請求する方針です。
(大喜さんの父親)「なんでこんなことが起こったのか、何で停車して(救護して)くれなかったのか、どういう気持ちだったのかずっと考えてしまう」
「(男に)会うのは苦痛以外の何ものでもないが、最後の手がかり、最後の手段として民事裁判に臨んで少しでも真実が聞けたら」
事件現場には9日、大喜さんの大学の友人が花をもって訪れていました。
危険な飲酒運転は後を絶たず、去年、県内で摘発された飲酒運転は366件で、事件が起きた3年前の1.4倍に増加しています。
友人は「飲酒運転がない当たり前の社会になってほしい」と願っています。
(大喜さんの大学同級生)「大喜とは仲良くて、命日だけはここに来て、年に1回会いに来ている。忘れないでいてあげたい」
大喜さんが家族と暮らしていた福岡です。実家の庭の片隅に立つ小さな梅の木。
大喜さんが高校を卒業した時、学校から記念にもらった苗木を両親が育ててきました。命日が近づくこの時期に、ひっそりと花をつけます。
(大喜さんの母親)「悲しい気持ちになる時期なので、きれいに咲いてくれたことも嬉しい」
「泣いて苦しんで生活しているのは(大喜も)望んでいないだろう。これから生きていく支えになる」
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臓器摘出して売れるようにすべき
心臓も取り出してよい法律制定すべき
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