公開日:2024/02/05 11:00
覚せい剤取締法違反などで度々逮捕され、メディアの取材対象にもなってきた田代まさしさん(67)。
刑期を終えて罪を償ってからも「本当に反省しているのか」と叩かれ続けてきた。
その批判やバッシングは回復につながったのだろうか?
叩かれるのを覚悟で「ヒロポン酢」C Mに出演
(略)
——ご自身がつらい時、寂しい時にお笑いが力になった。
救ってくれたのが笑いです。だからそれで乗り越えてきたのですが、今、笑いで乗り越えようとすると、「反省していない」とか「治そうという気持ちがあるのか」とか叩かれます。
あるライブの時、自虐ネタのようなものをかましていたんです。舘ひろしさんの「泣かないで」を歌っていた時、注射器を出して「うたないで~♪」と歌ったりする。
そうするとお客さんはみんな「おーい」とツッコむんだけど、自分としては「こんなふうに笑いにできるまで元気になりましたよ」と伝えている自虐ネタなんです。
でもそれを見たファンの女の子が、「反省しているんですか!」と急にライブ中に話しかけてきたんです。僕は「すみません。お気持ちは嬉しいのですが、多くの皆さんが楽しんでいらっしゃる中で、あなたのためだけにこのギャグをやめるわけにはいかないですよ」と伝えました。
本当に心配してそう言ってくれたのでしょうけれども、正直その言葉はきつかった。自分は見にきてくれたお客さんを楽しませて帰らせないといけないという思いがあるんです。
ネットでの批判も、前までは見ないようにしていました。でもマザー・テレサの言葉で、「愛情の裏返しは憎しみではありません。無関心です」という言葉がある。関心があるから俺に文句を言うのだと受け止められるようになりました。
「シャブジジイ死ね」「シャブジジイ死ね」とネットでずっと書いてくる人がいる。前は嫌だなと思っていましたが、最近は「こいつは俺のためにこんなに時間を費やしている。お前、俺のこと好きなんじゃね?」と思うようになりました。本当に嫌いだったらそんな労力を使わないですよね。
(続く)
※全文はソースで
引用元: ・「本当に反省しているんですか?」 世間の疑いの目、足を引っ張るメディアやSNSに晒され続けること (田代まさしさん) [少考さん★]
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