委員会が始まると、はたして区教育委員会の担当課長が、10人ほどの区議を前にこんな話を切り出した。
「小中学校4校で、新たなフィルタリングソフトを試行的に導入したいと考えております」
フィルタリングソフトとは、アダルトサイトや自殺関連サイトなどを見られないようにするものだ。小中学生が使う学習用デジタル端末の多くに導入されている。問題は、課長が今言った「新たなソフト」に搭載されている機能だ。それを使えば、子ども一人一人がインターネットで何を検索し、何を見たかという履歴を、学校側が細かくチェックできるという。
担当課長の説明が終わると、上川さんはこう問いかけた。
「検閲めいていませんか」
近くに座っていた区教育委員会のトップ、渡部理枝教育長の顔色がさっと変わったようにみえた。(共同通信=小田智博)
区議会文教常任委員会の議事録。上川さんの発言が記載されている
▽個人の内心に関わること
委員会で上川さんは、性的少数者の子どもを例に説明を始めた。
「LGBTの生徒は、親、あるいは学校の先生のことも信用できない。自分のセクシュアリティー(性の在り方)が公言されてしまうと、教室にも、家庭にも居場所を失う可能性があるから」
性的少数者への偏見は依然根強い。保護者や先生であっても、味方になるとは限らないというのは、残念ながらその通りだろう。
上川さんは続ける。そうした子どもたちは、自身の性的指向や性自認に関する情報を得ようと、ネット検索をすることもあるはずだ。先生や教育委員会がその履歴も見てしまうことが、果たして認められるべきなのか。
「ケアレス(軽率)に、個人の内心に関わることを把握されようとしていると感じる。いかがですか」
▽方針撤回
上川さんは2003年、トランスジェンダーであることを公表して世田谷区議に初当選し、現在6期目。性的少数者の権利擁護への関心はとりわけ高い。
詳しくはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/dce59c8ace39a638c72f2a1167d98139a6376d9a?page=1
引用元: ・【教育】学校配布のデジタル端末で検索・閲覧履歴チェックは「検閲」で「プライバシー侵害」…性的嗜好が分かってしまう懸念で方針撤回
何を反対してやがる?
エロ検索したとして、
それを言いふらす教師やそれをネタに関係迫る教師ががいたら、その子が詰むやろ
調査する事もプライバシーの侵害になりかねないから
そういうマーケティング調査もアカンやんか
検閲は公権力に当たるかどうかじゃないの
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