愛媛ピアノ教師殺害 容疑者をきょうにも殺人容疑で再逮捕へ

ことし1月、愛媛県今治市の住宅でピアノ教師の64歳の女性が殺害された事件で、当日、ピアノを習いに来ていた中学生の手足を縛ったなどとして逮捕された容疑者が、現場で見つかった血の付いた刃物を購入したとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、容疑者が女性の殺害に関わった疑いがあるとして、8日にも殺人の疑いで再逮捕する方針です。ことし1月、今治市松本町の住宅でこの家に住むピアノ教師、冨田小雪さん（64）が首を切られるなどして殺害された事件で、警察は、当日、現場で、ピアノを習いに来ていた中学生の手足を縛ったなどとして西条市の無職、榊原正道容疑者（34）を逮捕し、捜査を進めています。

これまでの調べで、現場の住宅からは血の付いた刃物が見つかっていて、警察は凶器に使われたとみて調べていますが、事件の3日前、容疑者がこの刃物を西条市内の店で購入したとみられることが、捜査関係者への取材で分かりました。

このため警察は冨田さんの殺害に関わった疑いがあるとして、8日にも殺人の疑いで再逮捕する方針です。

警察によりますと、調べに対し事件について黙秘しているということです。

NHK NEWS WEB
2024年3月8日 6時15分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240308/k10014382601000.html