自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて衆議院政治倫理審査会が開かれ、自民党派の事務総長を務めた西村・前経済産業大臣の弁明に続いて、各党の委員による質疑が行われています。
放送同時提供
西村氏「秘書に対し『ノルマ分を売ればいい』と伝えていた」
西村・前経済産業大臣は「秘書に対し『ノルマ分を売ればいい』と伝えていたので、清和会からの還付金を私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成、提出されているものと認識していた」と述べました。
その上で「清和会の分を多く買ってもらうと、自分自身のパーティーによる収入が減ってから減ってしまいかねず、『ノルマ通り売ればいい』としていた。今回の件が報道され、確認をしたところ、還付金を受けていたことが分かった」と述べました。
西村氏「令和4年は幹部の間で還付を行わない方向で話し合い」
西村・前経済産業大臣は「おととし・令和4年の還付金については、会長の意向を踏まえ、幹部の間で還付を行わない方向で話し合いが行われていたものの結果的には一部の所属議員に現金での還付が行われたようだ。私は8月10日の経済産業大臣就任を機に事務総長を退任したため、その後の経緯も含めてまったく承知していない。しかし、いまになって思うと、清和会幹部の1人として、少なくとも令和4年については還付を行わない方針を徹底すればよかったと反省している」と述べました。
西村氏「記載されていないことを知らなかった」
西村・前経済産業大臣は「清和会の収支報告書の作成と提出は会計責任者である事務局長が行い、収支報告書に記載しないことも長く慣行的に行われてきたようだが、私は今回の問題が表面化するまで記載されていないことを知らなかった。この取り扱いが長年続けられ、国民の政治不信を招いたことについて、知らなかったとはいえ清和会の幹部の一人として深くおわび申し上げる」と述べました。
西村氏「歴代会長と事務局長との間で慣行的に扱ってきたこと」
西村・前経済産業大臣は、キックバックが始まった経緯について「自前で政治資金を調達することが困難な若手や中堅議員の政治活動を支援する趣旨から始まったのではないかとされているが、いつから行われたのかは承知していない。歴代会長と事務局長との間で長年、慣行的に扱ってきたことであり会長以外の私たち幹部が関与することはなかった」と述べました。
西村氏「清和会の会計については一切関わっていない」
西村・前経済産業大臣は「事務総長としての私の役割は、若手議員の委員会や党役職などの人事の調整、若手議員の政治活動への支援、協力、指導、そして参議院選挙の候補者の公認調整や支援活動などであり清和会の会計については一切関わっていない」と述べました。
その上で「実際に今の時点まで、私は清和会の帳簿、通帳、収支報告書などを見たことがない。事務総長とはいえ会計に一切関与していなかったため、東京地方検察庁が事件として立件する必要もないとの結論に至ったものと承知している」と述べました。
西村氏「説明を重ね 今後も説明責任を果たしていく」
西村・前経済産業大臣は「私に関する捜査は1月19日に東京地方検察庁により『捜査を尽くしたうえで、処分するという判断をしないことになった』との説明が行われており、事件として立件する必要もないとの結論に至ったものと承知している。私は検察当局から、結論が示された同じ日に記者会見で説明を行い、地元の有権者への説明を重ねてきた。今後も引き続き説明責任をしっかりと果たしていく」と述べました。
西村氏「幹部の1人として心よりおわび申し上げる」
(略)
別ソース
【速報オンライン】政倫審「『会長がキックバック止める』と指示した」 派の西村前経産相|FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/664954
2024年3月1日 金曜 午前9:51
衆議院政倫審が1日開かれ、派の弁明・質疑が始まった。
午前9時から西村康稔前経産が出席し派の事務総長を務めていた、2022年4月に、当時の晋三会長から、派閥パーティーのノルマ超過分について「現金の還付を止めると言うことを言われた、私もこれをやめようということで幹部で方針を決めた」と述べた。
(略)
※全文はソースで
引用元: ・政倫審が始まる 西村氏「心よりおわび申し上げる」 「『安倍会長がキックバック止める』と指示した」 [少考さん★]
内紛も酷くなるだろうなぁ
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