次の総理候補No.1　石破氏　政倫審「なるべく公開した方がいい」…「2・26が来る度に文民統制とは何なのだということを毎年考える」

2/26(月) 15:02配信

自民党の政治資金問題を受け野党側が公開を求めている衆議院の政治倫理審査会について、石破元幹事長は「なるべく公開した方がいい」との考えを示した。

石破氏は「非公開にする合理的な理由はなかなか見当たらない」と述べ、議員が政治責任を果たすために審査会は公開すべきだと述べた。

午前の予算委員会の集中審議では、石破氏は、1年ぶりに質問に立った。

質問内容は戦前に陸軍青年将校が首相官邸などを襲撃、閣僚らが殺害されたクーデター事件について。「2月26日が来る度に文民統制とは何なのだということを毎年考える」と語りだし「軍とは何か警察とは何か」と問い、憲法改正とともに「自衛隊とは何か議論が必要だ」との持論を示した。

石破氏は、岸田首相への”直言”となった予算委員会の質問機会について、終了後記者団から「次の総裁選挙の前哨戦か?」と問われると「あんた方がそう言っているだけの話」「次期総裁とかそんなことは夢さら思っていない」と述べた。世論調査で「次の総理にふさわしい人」で1番目にあがる中、真意は見せず、答えをかわした。