近年、中国で日本のブランド名やキャラクター名が無関係の企業に勝手に商標登録され問題となることがあった。
ウルトラマンの中国語「奥徳曼」が中国国内で商標登録され、円谷プロダクションに無断で映画が製作されたことがあった。
日本の「無印良品」を展開している株式会社良品計画が中国に進出する際、「無印良品」というブランド名を先に商標登録していた中国企業に提訴され、本家であるはずの良品計画が敗訴するという事件も起きた。さらに良品計画が敗訴のことをリリースで公表すると、中国企業が名誉毀損で訴えるという事態にもなった。
中国では、人気が出たものはすぐに商標申請される。「鬼滅の刃」の中国語や「羽生結弦」「秋篠宮」「佳子」「眞子(中国語・真子)」などが商標申請された。あからさまなものは却下されるが、「羽生柚子」「真子龍顔」(龍顔=天子の顔の意)などちょっと変えたものや、表面的には一般的な名称の「佳子」などは商標登録され、商品化された製品も出ている。
中国人ジャーナリストの周来友氏は「今回、商標申請が確認されたのは『大谷翔平』です。申請しているのは福建省の企業で、商標区分を見ると『Tシャツ・ベビー服・水着・雨具・靴・帽子・手袋・マフラー』などのアパレル分野で商標申請されていることが分かりました。申請は昨年12月に行われ、今年1月に申請が受理され現在、審査中となっています」と語る。
もし審査を通過し、商標登録が認められる事態となれば中国国内で「大谷翔平」を冠した商品が発売される可能性もありえる。日米企業が中国でグッズを販売できなくなれば、日米中間で大きな問題に発展することも予想される。
「中国では過去に日本の皇族の名前が商標登録され、皇族の名前を使った生理用品が実際に発売されるという出来事も起こっていました。日本同様、中国は商標において先願主義を採用しています。中国商標当局がどのような判断を下すのか、今後大きな注目が集まることになりそうです」と周氏は指摘する。
万が一、「大谷翔平」が中国企業によって商標登録されるようなことになれば、中国は国として世界的に信用を失うことになるだろう。
東スポWEB
引用元: ・中国企業が「大谷翔平」を勝手に商標申請 認められたら日米中で大問題に![2/26] [昆虫図鑑★]
大谷さんも名前変えなきゃあかんか
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