本作は、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」など大ヒット作を多く生み出した宮藤氏&磯山晶プロデューサーによる、今一番の話題作だ。
純子役については宮藤氏と何度も議論を重ね、さまざまなキャストの名前を挙げては悩み…を繰り返す中、磯山氏は昨年5~7月に放送された河合の主演作、NHK BSプレミアム「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(全10話)を視聴。父親が急逝し、母親が突然車いすユーザーになり、弟はダウン症、祖母はもの忘れの症状…とさまざまな問題を抱える家族との出来事を、前向きに笑い飛ばし、作家として歩みだす…という難役を見事に演じた。磯山氏は「第1話を見て“この人、凄い”と思いました」と、瞬時に心を奪われたという。
宮藤氏も、自身が所属する劇団「大人計画」の舞台に2度出演し、阿部との共演経験もあることから河合をプッシュ。磯山氏は舞台も鑑賞し、出演映画「PLAN 75」も視聴。さまざまなキャラクターを演じる姿に「演技力は間違いない」と確信した。
さらに23日放送の第5話でゲストで登場した俳優・錦戸亮も、「家族だから…」で河合と父娘役で共演。錦戸の「河合優実さんという女優はすごい」という一言も決め手になったという。
しかし出演依頼のタイミングが遅かったため、磯山氏は「きっと仕事がたくさん決まっているだろうし、厳しいのでは?」と思っていた。それでも、思い切って河合が所属する芸能事務所「鈍牛倶楽部」に出演を打診。すると、「主演作品の撮影が終わるまで待ってくだされば、やります」という返信が。“ダメ元”でのラブコールが実り、磯山氏はドラマの成功に一歩近づいたと確信した。
純子の配役について、磯山氏は「私たちとしては、“抜てきした”というよりも、むしろ“こんな遅くにオファーしちゃってすみません”という気持ちです」と明かし、現場入りした河合については「衣装合わせをして、あのビジュアルを作り上げたときから本当にかわいくて。セーラー服のリボンと同じような真っ赤な口紅を合わせて、凄くかわいいなと感動しました」と大絶賛。
さらに「見た目もかわいいのはもちろん、本当に全てのセリフが素晴らしい」と、その演技力にうなり「監督は河合さんの芝居でいつも泣いています(笑)。彼女が話すと“こんなにいいセリフだったのか!”と気付かされることが多いですね」と、何気ない言葉も河合の感情が乗ると別物になるという。「凄い人だと思います」と心からの賛辞を呈した。
2000年生まれの河合は、1986年の女子高生を演じるにあたり、あらゆる80年代ワードを検索して現場入り。劇中に登場した、当時連載されていた漫画「シェイプアップ乱」(徳弘正也作)についても知らなかったという。
磯山氏は「現場で皆が『毎度おさわがせします』と『積木くずし』の話をしていたので、河合さんが“私も見たい”と言ってくれたので、参考資料としてお渡しし、見てもらったりしました」と撮影秘話も。「河合さんは“あらゆるものをググった”と言っていました」と振り返った。
ここまで「ちょっぴり口の悪い、でも父親思いで天真爛漫な純子」として視聴者をクギ付けにしてきた河合。だが、第5話で衝撃の事実が発覚する。視聴者からは「河合優実演じる純子が本当に素晴らしい。大人びた表情とか子どもらしいイタズラな笑みとか無邪気さ、内に秘めた優しさ強さ、父への敬慕も。セリフで言葉にしていない部分でも娘としての在り方が説得力抜群」「純子、これは泣ける…」「河合優実さん本当にすごいところへいく女優」と称賛の声を集めている。
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https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/02/24/kiji/20240222s00041000365000c.html
引用元: ・【ふてほど】「不適切にもほどがある!」Pが語る 純子役・河合優実の凄さ 魅力的にもほどがある「演技が…」ダメ元オファーだった [Ailuropoda melanoleuca★]
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