日本の国内総生産(GDP)がドイツに抜かれて世界4位に沈み、その一方で日経平均株価がバブル期の最高値を狙える水準まできた。
前者は不景気な話題に思えるし、後者は景気がなんだか良さそうだ。ニュース番組では、日本経済の地盤沈下を指摘するコメンテーター
がいて、いまの株価高騰は「バブル」だとでも言いたげである。これは両方とも誤解に基づいている。特に金融政策についての無理解がキーだ。日本のGDPがドイツに抜かれた理由は簡単だ。金融緩和の継続によって円安が進行し、およそ1割近く、経済が縮小してみえるからだ。
さらに重要なのは、経済の実体だ。日本は昨年、新型コロナ禍から脱して経済が本格的に稼働した。消費の低迷はあるものの、
円安による企業業績の改善やそれなりの賃上げも実現した。
失業率も2%台の低水準だ。他方でドイツの失業率は6%近くで高止まりし、去年はマイナス成長が確実だ。ドイツは物価高でもあり、
円安要因と重なって、みかけの経済が膨らんでいるだけだ。
そもそも先進国のGDPの規模の順位に経済的意味はない。GDP競争のオリンピックをしているわけではない。経済の実体を見る
ことが重要だ。例えば、GDP第2位の中国は若年失業率が50%に近いとか、デフレ不況に陥っているとかいわれており、今の日本
より経済状況が良いわけがない。実際に投資家は嫌気をさして、中国から日本などへ株式運用を大きく変化させている。
日経平均も「バブル」とはいえない。ここでも金融緩和の継続が重要だ。日経平均は年初来から約15%上昇した。
重要な指標であるPER(株価収益率)やEPS(1株当たり純利益)などは好調な数字ではあるが、バブル期の過熱にはほど遠い水準だ。
半導体企業や外需に依存している企業の業績の大幅な改善や、予想収益の上昇を見込んで、それなりの上昇といえる。
これらも金融緩和が支えになっている。(以下略)
夕刊フジ 2024/2/23 09:00
https://www.sankei.com/article/20240223-6GG2Z4YC55AJDAMXFPLOVZ34IQ/?outputType=theme_weekly-fuji
◆ニュー速+ 記事情報提供スレ 145◆より
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引用元: ・【GDP順位はみかけ】2位中国は50%近い若年失業率 日本はさらに金融緩和を 田中秀臣[R6/2/24]
ドイツ経済だって実は火の車らしいし、あとGDPの計算方法は
世界共通じゃないんだってよ。
米国 27兆ドル 3億人
中国 18兆ドル 14億人
日本 5兆ドル 1億人
日本と同じ国力なら、中国は人口比から14倍の70兆ドルだせるはずだが?
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