CB400スーパーフォアが生産終了となり、これをベースとした教習車仕様もおのずと退役して殿堂入り。1992年の初登場から2022年10月の生産終了まで、教習車としてもライダーたちの愛車としても、多くのバイク乗りを育ててきたCB400スーパーフォアだっただけに、その後釜モデルが何になるのかは注目されてきた。
初心者でも扱いやすい幅広のアップハンドルに、取っつきやすいシート高、そしてトルクがあって扱いやすく、さらに教習所のように低速で走り続けてもへこたれない、マニュアルトランスミッション搭載のエンジン。それらを備える現行車種として白羽の矢が立ったのが、400Xの後継モデルとして間もなく発売されるNX400だった。
前19/後17インチのホイールに前後ディスクブレーキ、さらにフロントには倒立フォークを奢る最新ヨンヒャクに、教習車仕様として2次減速比のショート化やサスペンションの短縮、ハンドル形状の変更(全幅は830mm→820mmに)などに加えて、転倒時のダメージを軽減するバンパー類、教習生の運転状況を教習指導員へ視覚的に伝える表示ランプが追加されている。車名の末尾にはLearnerを表すLが追加され、カラーリングは、通常ラインナップ車にないファイティングレッドが与えらえた。
販売計画台数は2500台と多く、価格は通常モデルの89万1000円に対し106万7000円。このバイクで、また新たなライダーが巣立っていくことになる。
HONDA NX400L[教習車仕様]
車名 NX400L
型式 ホンダ・8BL-NC66
全長×全幅×全高 2140×820×1190mm
軸距 1430mm
最低地上高 134mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 27°30′/108mm
装備重量 201kg
エンジン型式 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量 399cc
内径×行程 67.0×56.6mm
圧縮比 11.0:1
最高出力 46ps/9000rpm
最大トルク 3.9kg-m/7500rpm
始動方式 セルフ式
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 17L
WMTCモード燃費 28.1km/L(クラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前 110/80R19
タイヤサイズ後 160/60R17
ブレーキ前 油圧式ダブルディスク(ABS)
ブレーキ後 油圧式ディスク(ABS)
乗車定員 2名
価格 106万7000円
車体色 赤
発売日 2024年4月11日
CB400SF教習車仕様とのスペック比較は元記事参照
大型自動二輪免許の教習車はNC750Lをラインナップ
ちなみに大型二輪免許用の教習車はというと、270度クランクの並列2気筒エンジンを搭載するNC750XをベースとしたNC750Lが用意されている。こちらはAT限定免許用にDCT仕様もあるのが特徴だ。
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3/11(月) 6:50配信 WEBヤングマシン
https://news.yahoo.co.jp/articles/a59f5a004e80c1bc0355eb008b6e04229a43970d
画像
https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/02/honda-nx400l_01.jpg
引用元: ・【二輪】普通二輪免許用・400ccの新しい教習車「NX400L」がホンダから登場! 新型車NX400のローダウン版 [シャチ★]
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