大学ジャーナリストの石渡嶺司氏も、驚きを隠せない。
「近年の日大はさまざまなトラブルを起こしましたが、志願者にはそれほど大きな影響がありませんでした。’18年5月にアメリカンフットボール部の悪質なタックルが発覚した翌年の志願者は、約1万4000人減、’21年11月に当時の田中英寿理事長が脱税や所得隠しなどの疑いで逮捕された翌年も4000人減。体育会系や大学トップの一過性の問題で、受験生にとってはどこか他人事のような感覚だったのでしょう。
しかし昨年8月に発覚したアメフト部員の大麻事件は、これまでとは質が違います。大学側が問題を隠蔽した疑いがあるうえ幹部同士が批判を繰り返すなど、一時的なスキャンダルにとどまらず騒動がどんどん大きくなりましたから。『この学校は大丈夫か』と受験生が大きな不信感を持ち、現在にいたるまでメディアで繰り返し報道されたことで親にも悪いイメージを植え付けたでしょう。相次ぐ不祥事が、志願者を3割近く減らす事態を招いたんです」
特に落ち込みがヒドいのは文系の学部だ。商学部や経済学部、法学部などでは昨年比4割前後も志願者を減らしている。石渡氏が続ける。
「仮に1回の受験料が3万5000円とすると、減少した2万3000人分で8億円ほどの収入がパーになったことになります。以前、日大は全国の私大で2番目に多い約90億円の補助金が日本私立振興・共済事業団から交付されていましたが、’21年度以降不交付に。
総資産7800億円といわれる日大は、
引用元: ・【衝撃!】志願者3割近い激減で8億円がパー…不祥事続きで人気凋落「日本大学」
何が悲しくてこんな恥ずかしい大学受験せなあかんねん
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