2月6日に初の50兆円に達した後、約3週間で10兆円上積みした。
トヨタは2月6日、2024年3月期の連結営業利益見通しを前期比80%増の4兆9000億円と、従来予想より4000億円上積みした。
乗り心地、安全運転機能の向上などに伴う値上げ効果を見込む。
生産台数や世界シェア6割を誇るハイブリッド車(HV)など、好採算車種の増加や円安も貢献する。
QUICK・ファクトセットによると、トヨタの時価総額は1日午前時点で21位に上昇した。アジアでは台湾積体電路製造(TSMC)に次ぐ2位だ。
2月下旬には韓国サムスン電子を超えていた。
世界の自動車メーカーと比べると米テスラの約96兆円には及ばないものの、独フォルクスワーゲン(VW)には5倍ほどの差を付けている。
トヨタの予想PER(株価収益率)は11倍、PBR(株価純資産倍率)は1.5倍と、指標面に大きな割高感はまだない。
SBI証券の遠藤功治氏は2月15日付で、過去5年のPERや1株あたりの利益をもとに、今後半年から1年で達するとみる目標株価を4000円に引き上げた。
「トヨタは(値下げではなく)値上げを伴って販売増を実現している」と評価している。
【トヨタ】最終利益が初の4兆円台へ。2024年3月期、販売好調に円安で上方修正。時価総額も初の50兆円超
https://talk.jp/boards/newsplus/1707223696
引用元: ・【日本企業初】トヨタ自動車時価総額60兆円、3週間で10兆円増
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