2024年2月27日 06時00分 東京新聞
◆助産師がミルクを飲ませた30分後に
亡くなったのは、当時生後2カ月の長女茉央(まひろ)ちゃん。訴状などによると、母親は2022年6月8日、市が産後ケア事業として実施していた宿泊型サービスを利用し、市内の助産所に2人で泊まった。母親が助産師に預けて別室で休んでいたところ、助産師がミルクを飲ませて寝かせた約30分後、心拍停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。死因は特定されていないものの、ミルクの誤嚥(ごえん)による窒息の可能性が高いとみられる。両親は「市は安全管理の指導を怠った」と主張している。
市は、宿泊型サービスでは母子同室が基本と説明。茉央ちゃんが死亡した経緯も「権限がない」として詳しく調べていない。事業内容に「預かり」は含まれていないという立場だ。
◆産後うつ状態で「市の事業なら安心」と
確かに市は、利用案内に「預かり目的では利用できない」と明記している。しかし、母親は2年前、市による新生児家庭への訪問の際、担当者から「預かってもらってゆっくり寝られる」と勧められたという。
夫は仕事が忙しく、初めての子育てで産後うつの状態に陥る中、「市の事業なら安心」と2回利用。3回目となった死亡事案の発生当日は、助産師に「何かあれば起こして」と伝えていた。「30分も目を離されると分かっていたら預けていなかった」と悔やむ。
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引用元: ・【神奈川】横浜市の「産後ケア」事業で2カ月児が死亡 母親をサポートするはずが…子の安全は現場任せの実態 [はな★]
ケアとかアホだよな
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