2024年02月17日
1月25日の共同通信電子版に「避難所のうそ、今も罪悪感 『逃げた』自主避難の男性」という記事がありました。要約すると、
能登半島地震の被災地・石川県珠洲市で避難所生活をしていた男性(72)が、「片付けもあるので、いったん家に戻ります」ととっさにうそをついて金沢のホテルへ2次避難したことを後悔するというもの。
男性は自分が裏切り者なのでは、と考えてしまうのだといいます。
都会の人はこの話を聞いて「別にそんなの自由じゃん。お金払ってホテル泊まって何が悪いの?」「つーか、そもそもその土地に執着する理由が分からない。引っ越せば?」と思うことでしょう。
しかしながらこれはそうも言っていられない事情があると、佐賀県唐津市という地方在住の私は思うのです。地元意識がある地方では、
何か問題があるとそこに住む人総出で助け合う文化があります。それこそ徘徊老人が行方不明になったら、消防団が仕事を休んででも探しに行ったりする。
珠洲市の男性の後悔にしても、ある程度落ち着いたら皆で復興に向けて汗水を流したり、行政から補助金を獲得すべく動く、といった「村の掟」を破ってしまったとの思いに起因しているのではないでしょうか。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
引用元: ・【社会】 都会の人はすぐ「村八分だ!」と言うけれど… 田舎の人間が土地、コミュニティーに執着せざるを得ない事情とは(中川淳一郎)
都会の娯楽がおひとりさまでも田舎の娯楽は井戸端会議なんだ
だな
日本人の性質と言っていい
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