太平洋戦争開戦10カ月! 空や海で活躍し散華した英霊たちの記事が誌面を飾り始める開戦から10カ月ほど経過すると、当初の連戦連勝に沸き返る記事は影を潜めてきた。
代わりにさまざまな戦線で活躍し、亡くなった英霊たちを紹介する記事が目立つようになる。だが彼らは、国民を鼓舞する素材とされた。
昭和17年(1942)の秋に発行された『写真週報』10月7日号には、戦争の緒戦時に戦隊長として「加藤隼戦闘隊」こと
「飛行第64戦隊」を率いて大活躍。つねに「指揮官先頭」を実践していた陸軍のエース・パイロット、加藤建夫中佐
(かとうたてお/最終階級は戦死後に2階級特進し少将)の陸軍葬の記事がトップに掲載されている。加藤の戦死は5月22日だが、陸軍葬は4カ月後の9月22日に行われた。
「空の軍神」と讃えられたパイロットの戦死は、ミッドウェーでの敗戦と異なり、広く一般国民に知らされ、その弔い合戦が鼓舞された。
引用元: ・先の大戦は天皇制がなかったら防げたのか?何かパヨクは天皇制のせいだって決めつけてるけど [886559449]
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