タレントのスマイリーキクチ(52)が10日、X(旧ツイッター)を更新。SNS上の誹謗中傷などの問題について「小遣い稼ぎではなく本業になる危険もあります」と警鐘を鳴らした。
キクチは、ネット上に誹謗中傷や悪意ある言葉を書き込む匿名ユーザーについて「『自分は絶対にバレない』『みんなもやってる』これ違法薬物のように常習性が高くやめられない。常に人を攻撃して優越感に浸る。生活の一部ではなくメインになっている」と分析。「依存や中毒の症状で一番凶暴化するのはネットだと思う」と私見を述べた。
今回、大阪府和泉市議を務める覆面レスラーのスペル・デルフィンが誹謗中傷の条例制定を目指し「木村響子さんやスマイリーキクチさんを招いて講演をして頂く事も」としたX投稿に「ありがとうございます」と反応。
「誹謗中傷や差別、SNSのいじめも結局は被害者のやられ損。ネットの人権が守られていないように感じます。今のXの仕組みですと人権侵害やデマが、小遣い稼ぎではなく本業になる危険もあります」と、Xはインプレッション(表示回数)を収益化できる仕組みになっているため、“インプ稼ぎ”の偽情報やリポスト等が多発している現状に懸念を示し、「条例の制定は今が過渡期です。放置すれば3年後は無法地帯です。宜しくお願い致します」と訴えた。
キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗中傷を長年受けた経験がある。
ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。
引用元: ・【芸能】スマイリーキクチ「人権侵害やデマが小遣い稼ぎではなく本業に」 誹謗中傷投稿側の危険性指摘 [冬月記者★]
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