海川 まこと
BANANA FISHのキービジュアル©吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH
アニメ好きにとって、キャラの生きざまや物語に込められたメッセージに刺激を受けることもあるでしょう。なかでも社会派アニメは、興味深い切り口や魅力的なストーリー展開で、深刻化する世界情勢や未来社会のあり方について考えるきっかけを与えてくれます。
裏社会でもがく…アッシュの壮絶な生きざま
例えば2018年に放送された『BANANA FISH』は、アメリカを舞台にドラッグや暴力が横行する裏社会、さらには国家の闇も描いたハードボイルドな世界観が魅力です。
そもそも同作は1985年から『別冊少女コミック』(小学館)で連載されていた吉田秋生氏による漫画で、並外れた戦闘力とIQ180を超える頭脳を持つストリートギャングのアッシュ・リンクスとマフィアの、「バナナフィッシュ」というドラッグをめぐる抗争を中心に描いたストーリーです。
銃やナイフを駆使したアクションシーンや、緻密に描かれた人間模様も見どころで、特にアッシュと日本から来た大学生・奥村英二との友情の美しさに惹かれるファンは多いでしょう。
美しすぎる容姿ゆえに男娼として扱われるなど、過去のトラウマから人間不信だったアッシュ。彼が純粋素直な英二に対して心を開き、生まれも育ちも全く異なる2人が絆を深めていく様子は心を揺さぶるものがあります。
裏社会でもがくアッシュの壮絶な生きざまに、SNSでは「結末があまりに悲しくて読み返せない」「社会派でハードな世界観と登場人物の心情に何度も胸が揺さぶられる」など多くの視聴者の心を動かした作品です。
https://maidonanews.jp/article/15162232
続き
引用元: ・【特集】 『BANANA FISH』『オッドタクシー』…このリアリティに、大人がハマった! 内容が“深すぎる”社会派アニメ3選 [朝一から閉店までφ★]
あれが深いとか何の冗談だよ
電通
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