毎日新聞 ペットの命を守るため、法律で幼い子犬の販売を禁じたにもかかわらず、10匹に1匹は購入から1週間以内に何らかの病気になっていたことがペット保険会社の調査で分かった。法律が厳しくなるにつれて事態は悪化、人と動物の共生を目指すための法律が形骸化している。
<主な内容>
・購入翌日に生死さまよう
・規制破りの疑念で一斉検査
・ペット保険会社も調査
・驚きの結果で法改正の形骸化あらわに
・最低限守るべき規制
「10分遅かったら死んでいた」
40代の女性は、大手ペットショップから迎え入れたマルチーズが生死をさまよった2年前のことが今も忘れられない。
福岡県内の店舗で購入した直後、店員から渡された小さな体を抱くと、毛が大量に抜けた。餌は食べるものの、すぐに吐いた。翌日の夜には、身を伏せた状態で動かなくなった。下痢もひどくなり、動物病院に駆け込んだ。
治療で一命を取り留めたが、けげんな顔をした医師から、女性はこう言われた。
「寄生虫症と低血糖症で、処置があと10分遅かったら死んでいた。この子、幼くて体重が600グラムしかない。本当に販売OKの子だったんですか」
女性は、ペットショップのカスタマーセンターに経緯を伝えて説明を求めた。返答は「二度と起こらないようにいたします」だったという。
規制破りの取引疑いで全国検査
ペット市場では、幼くて小さい子犬・子猫が消費者に好まれるため、子犬の場合、乳歯が生え出す生後28~34日で売買されることが多かった。ただ、幼いうちに母犬と離すと感染症にかかるリスクは高まる。このため、2013年9月から動物愛護管理法で販売できる子犬・子猫の週齢規制が設けられ、段階的に強化された。
それでも、小さい子犬・子猫のニーズは高いままなので、ペット販売の現場では規制破りの取引が横行しているのではないか……。
疑念を強めた環境省は23年11月、繁殖業者やペットオークションへの一斉立ち入り検査を初めて全国の自治体に要請した。この動きにペット保険業界で4割近くのシェアを占めるアニコム損害保険(東京)も反応した。
繁殖業者に育てられた子犬は、そのほとんどがペットオークションの会場で競り落とされ、ペットショップで展示・販売される。飼い主は子犬を購入した際、ペットの医療保険に加入する。だからアニコムは、医療費の支払い状況を調べれば、販売現場の実態が把握できると考え、調査に着手した。
規制に照らした調査で驚きの結果
続きは↓
https://mainichi.jp/articles/20240214/k00/00m/040/149000c
引用元: ・【Uo・ェ・oU】子犬の1割は購入1週間で病気に ペット保険アニコム調査、法律が形骸化 [ぐれ★]
毎日12時間以上抱っこし続けてるわ…
クレーム言うならアイボでも買えば
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