読売新聞オンライン
事故があった現場で手を合わせる長さん
大分市で2021年2月、時速194キロで走行していた車と右折車が衝突し、右折車の会社員小柳憲さん(当時50歳)が亡くなった事故から9日で3年となった。昨年12月に危険運転致死罪に問われた元少年(22)の公判前整理手続きが始まったものの、初公判の見通しは立っていない。一方、この事故などを契機に「危険運転致死傷」のあり方が問題視され、法改正に向けた動きが進んでいる。(山口覚智)
「3年経過したが、(事故を)思い出すと、ものすごく胸が苦しくなる。悲しみは消えない。どうあがいても取り戻せないし、時間も戻せない」
9日午後、事故現場を訪れた小柳さんの姉、長文恵さん(58)は花束を供え、報道陣に語った。
事故は2021年2月9日深夜、大分市大在の県道交差点で起きた。当時19歳だった元少年の直進車が時速194キロで交差点に進入し、右折車と衝突した。事故の翌日、右折車を運転していた小柳さんが出血性ショックで亡くなった。
大分県警は同4月、自動車運転死傷行為処罰法違反の危険運転致死容疑で元少年を書類送検した。だが、大分地検は22年7月、元少年は60キロの法定速度を順守せず、右折車の有無や安全を確認する注意義務を怠ったとしたものの、「証拠が集まらなかった」として同法違反の過失運転致死で在宅起訴した。
遺族らは、より法定刑の重い危険運転致死への訴因変更を求めて署名活動を展開し、約2万8000筆の署名を集めて同10月に地検へ提出した。地検は同12月に危険運転致死への訴因変更を大分地裁に請求し、認められた。
公判前整理手続きが始まるまで時間がかかり、第1回目があったのは昨年12月。今月8日には3回目の整理手続きがあり、大分地裁によると、被告の元少年は出席せず、初公判の期日は決まらなかった。
長さんは「(裁判で)本当のことをいってほしいし、反省の言葉も聞きたい。裁判が始まっていない現状は日常ではない。(裁判を終えて)日常生活を取り戻したい」と話した。
引用元: ・大分BMW194kmの車カス特定少年、玉田康陽くんの裁判。事故から3年経つも公判見通し立たず [866556825]
自民党員の脱税と裏金作りの役には立たないからね
行政も国民の安全より納税額にしか興味無いようだし
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