HPVワクチンの有効性は、これまでにも各国の研究で検証されてきましたが、子宮頸がん啓発月間が終わりに近づいた1月25日に、スコットランドから「14歳未満でHPVワクチン接種を受けた女性では、子宮頸がんの発症がなかった」という研究結果が、査読付き医学誌 Journal of the National Cancer Institute(JNCI)に発表されました。
スコットランドでは、2008年に12歳から13歳の女子を対象(キャッチアップ接種は18歳まで)に、子宮頸がんの約8割の原因となるHPV16型と18型を防ぐ2価ワクチンの学校接種を導入しています。
今では、このスコットランドからの報告のように、HPVワクチンによって、実際に子宮頸がんの発症がゼロまたは大幅に減少したことを示す研究結果が出てきているのです。
例えば2020年にも、スウェーデンで2006年から2017年の間に10歳から30歳だった女性167万人あまりを対象に、4価のHPVワクチン接種者と未接種者の子宮頸がん発症率に関する追跡研究の結果が発表されています。
この研究でも、同国での推奨通り17歳までにワクチン接種を受けていた人は、未接種者に比べて30歳までに子宮頸がんを発症した率が88%も減少したことがわかりました。
先進国ではHPVワクチンの接種と検診により子宮頸がんの罹患率は低下し続けています。
スコットランドやオーストラリア、カナダなど、学校でHPVワクチン接種をしている国の女子の接種率は80%を超えています。
学校接種ではない米国の接種率はそれより低く63.8%、ドイツでは47.2%です。
子宮頸がん罹患率もワクチン接種率の高いオーストラリアは10万人に対して5.3例、カナダでは6.6例、また米国でも10万人に対して6.3例、ドイツは7.1例となっています。
一方、日本ではHPVワクチンの副反応に対する懸念を受けて政府がHPVワクチンの推奨を控えていた時期がありました。そのため接種率が1%以下という期間が続き、日本の子宮頸がん罹患率は10万人に対して12.5例と、突出して高いくなっています。
今でも日本では、年間3000人近い女性が子宮頸がんのために亡くなっています。命が助かっても、治療のために出産できなくなる場合もあるのです。
日本でも2022年度からHPVワクチン接種の積極的勧奨が再開されましたが、同年の接種率は7.13%とまだとても低い状況です。
引用元: ・【先進国で子宮頸がん罹患率が突出して高いままの日本】10万人に対して12.5例・・・ワクチン接種率の高いオーストラリアは10万人に対して5.3例
娘には打たせたよ
1日2日ほど腕が痛いってだけで特に大きな副作用もなかった
コロナワクチン勧めてた奴らが勧めてるしな
こういうのが「自分の頭で考えられない馬◯」なんだろうな
コロナワクチン何回打った?
コメント