高さ制限の緩和により、日本テレビが東京都千代田区二番町の旧本社跡地に超高層ビルを建設する再開発計画について、区の都市計画審議会(都計審)は8日、賛成多数で可決した。
条件として付帯決議を付けることになり、次回以降の都計審で決議内容を決める。
再開発計画では、日テレが1.2ヘクタールの土地に80メートル以下の賃貸用オフィスビルを建設する。
最寄りの麴町駅周辺のバリアフリー化や、地域交流広場の整備も進めることで「再開発等促進区」を適用し、高さ制限を60メートルから80メートルに緩和する。
8日の都計審は終了予定の時刻を2時間以上超えた議論の末、採決に。賛成4票、付帯決議付きの賛成8票、反対5票で賛成多数となった。
日テレ側は当初、高さ90メートルの計画案を作ったが、区の専門家会議などの指摘を受け、80メートルに修正した。
それでも住民らの賛否は分かれ、さらに1月には都計審の委員を務めてきた元区議が、区の公共工事入札を巡る官製談合防止法違反容疑で逮捕された。
委員からは「採決を見送るべきだ」など慎重な意見が出ていた。
今後は、区が建築条例の改正や都市計画決定の告示を行った後、日テレ側が着工する。
日テレ広報部は「引き続き地域の皆さまのご意見を伺いながら、より良きまちづくりに貢献していきたい」としている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/308480?rct=t_news
引用元: ・日テレ跡地に超高層ビルを建てる再開発計画が可決。番町タワー屋敷ができるぞ [292723191]
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