南海キャンディーズ・山里亮太が、2月7日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)で、岸田文雄首相が決めた新たな少子化対策の方針について、私見を語った。
2月6日の衆院予算委員会で岸田首相は「粗い試算」として、少子化対策の財源に充てる支援金制度の国民ひとりあたりの負担額が、平均で月額500円弱になるとの見通しを示した。
首相は「歳出改革と賃上げで、実質的な負担は生じない」とも強調したが、インターネット上では疑問の声が相次いでいる。
その点について、山里は「さらにここから(税金を)取るっていう選択は、本当に最終段階だと思う。本当に最終段階まで全部、詰めている状況なのかな?」と疑問視。
さらに「大学の無償化も話題に上がったときに、問題点もたくさん出たけれど、その後に解決したっていう話も聞かない」と述べた。
「児童手当のことも、拡充、拡充ってずっと言ってきているけど、それと少子化(対策)が結びついているのかも分からない」と、課題が解決されていない現状を嘆いた。
続けて「それよりも、もっと、扶養控除をもう一度、復活させるとか、しなきゃいけない話はされることもなく、ただ(税金が)増えることだけは早く決まっていく」と不信感をあらわにした。
「しかも、みんなが気にしないぐらいの価格を言って(いるが)、掘り下げてみたらもっと高いかもしれない。それも『粗い試算』なんて言われちゃうと、いま起きているいろんなことを含めて、納得して、この話を聞けない」と憤った。
山里の真摯な言葉に、SNSではさまざまな意見が寄せられた。
《山ちゃん、問題提起ありがとう! みんなに現状を知って欲しい!》
《いっそのこと山ちゃん総理なってくれ!w よっぽどバカな事をしない限りはめちゃくちゃ支持率増えると思う》
《山ちゃんの言う通り国民に負担をお願いする考えは最終段階の手段だと思うし、その最終段階の手段の前に財源確保をする方法はあるのでは?と感じる》
「山里さんは、2023年5月30日放送の同番組では、岸田首相の長男・翔太郎氏が当時、担当していた政務秘書官を同年6月1日付で辞職することについて、コメントしていました。
翔太郎氏については、親戚10人以上を集め、総理公邸で忘年会を開き、閣僚が記念写真を撮る階段で寝そべるなど、不適切な行為が報じられていました。山里さんは任命責任について『“あなたが任命したから”ってみんなでずっと話し合うよりも、話し合わないといけないことがある』として、『異次元の少子化対策で、そこの財源について、我々のところに降りることなくいろんなことが勝手に決まっているところもあるので、そこらへんを追及したほうが(いい)』と、目先の不祥事で重要な議論が置き去られる危険性について説いていました」(芸能ライター)
いまや娘を持つ父親である山里。子育てに直結する問題には、敏感になっているのかもしれない。
引用元: ・【芸能】山里亮太が岸田首相の「子育て支援金ひとり月500円」に憤り 「負担が増えることだけは早く決まっていく」 [冬月記者★]
今はまだ大人しく聞き役に徹するべきだろう
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